金貨

楽天でメイプルリーフ金貨を購入した体験談(それも資産保護目的で)

楽天のメイプルリーフ金貨

臆病者だと笑って下さい。ついつい誘惑に負けて、楽天でメイプルリーフ金貨を購入してしまいました。

「誘惑、何それ?」とか、「田中貴金属は無理にしても野口コインで購入した方が安いんじゃない?」という声が聞こえそうです。(特に遠慮容赦のない身内である家族から)

たしかに基本的には、田中貴金属や野口コインの方がメイプルリーフ金貨は安いです。でも場合によっては、楽天の方が望ましいなケースもあるんです。

とはいえ、たしかに珍しいケースです。今回は私のコレクター魂のおかげだと言えるかもしれません。

さて一体何があったのか、その体験談を徹底的にレビューさせて頂きたいと思います。

インフレと金資産

世の中にはインフレーションというものが存在します。例えば紙幣が大量に印刷され、それが世間に溢れ返り、パンや果物といった商品が全て値上がりしてしまうことです。

日本が誇る名探偵である明智小五郎が初登場した小説のタイトルは、 “二銭銅貨” という作品です。そう、明智小五郎シリーズを執筆した江戸川乱歩が生きていた時代は、二銭が大金だったのです。

今では誰もが知っているように、”銭” は使われていません。日本では百銭が1円に換算され、円表示だけになってしまいました。

ちなみにウキペディア1927年4月1日に小田急線が小田原-新宿間を走り始めた時、運賃は片道1円36銭でした。(初乗運賃は大人5銭、小児3銭)

世界的な経済紙である The Economist誌 は、物価を測るのに “ハンバーガー指数” (ハンバーガー1個の価格によって評価する方式) を採用しています。そこで今回は、小田急線の初乗運賃に注目してみましょう。

大人子供
1927年5銭3銭
1944年10銭5銭
1946年20銭10銭
1947年 (3月)50銭30銭
1946年 (7月)1円50銭
1948年3円2円
1949年5円3円
1951年10円5円
1966年20円10円
1974年40円20円
1975年60円30円
1979年70円40円
1981年80円40円
1984年90円50円
1988年100円50円
1991年110円60円
1995年130円70円
2005年120円60円
2014年124円(ICカード)62円 (同左)
2019年126円 (ICカード)63円 (同左)

こうやって見ると2005年のように、初乗運賃が引き下げられることもあるものの、基本的には上昇傾向だと分かります。

これは当然でして、政府が年率2%程度のインフレ(物価上昇)を目標にしているのです。(もう少し正確にいうと、景気を活性化させた結果として、緩やかなインフレ(2%程度)となることを目指している)

ただし時には年率50%を超えるような “ハイパーインフレーション(ハイパーインフレ)” が生じてしまうこともあります。これに昔苦しめられたヨーロッパでは、資産の一部を金に換えておく人が多いです。

(そもそも昔は国の存続が信じられないから金本位制が採用されていた訳でして、金(金貨)が貨幣の材料として一般的に使われていました。現代を生きる我々には、ちょっと想像するのが難しい時代ですね)

ちなみに最近はパソコンやスマホの集積回路も、金に代わって銅が使われるようになりました。そういうこともあって、金の価値は昔ほど安泰だとは言えない状況です。

まあ金は投資対象となっており、毎日相場が変化します。金は資産としては有名ですけど、物価を測るモノサシには適していません。それで先ほどの “ハンバーガー指数” などという代物が考案される訳です。

それにしてもハイパーインフレは恐いです。紙幣は紙くずとなってしまいます。物々交換が基本となってしまいます。それも着物みたいなものは、生きていく上で必要がないので、物々交換の時には価値を失います。

ブランド物と呼ばれるグッズも同じです。私は文具ライターとして中古ボールペンを見て来ましたけど、平常時でさえ新品価格の1/5程度が買取価格になります。これはリンドバーグのようなメガネでも同じです。

掘り出し物の存在

さて本サイトで紹介しているように、金を資産として持ちたいならば三菱マテリアルさんや田中貴金属さんがお勧めで、記念品やプレゼントとして持ちたいなら野口コインがお勧めとなります。

一方で楽天には紅林コインさんやアイコインズさんのようなコイン専門店が存在し、彼らからは “ちょっと珍しい金貨” を購入することが出来ます。

そしてさらに楽天では、堀田商事さんのような質屋さんやリサイクルショップも出店しています。それらのお店の中には、あまり金相場を気にしておらず、その結果として価格メンテナンス回数が多くないお店も存在します。

そして今回のように金が短期間で急激に高騰したような場合、私たちにとっては嬉しい金額が維持されていることがあります。そういった質屋さんから購入するのも一案です。

例えば今回私が購入した1/4オンスメープルリーフ金貨は、どこから購入しても顕著な価格差はありません。(出典は各社のWebサイトの2020年4月16日時点の公開情報)

田中貴金属57,184円 (税込み)
野口コイン64,727円 (税込み)
楽天62,400円 (税込み)

2020年4月16日時点、田中貴金属さんが最も安いです。しかし不穏なご時世のために、田中貴金属さんから購入しようとすると、販売店を直接訪問して現金購入することが必要となります。

おまけにWebサイトの説明によると、1/2オンス金貨はは品薄で販売休止を宣言していたり、相当不安定な状況です。ちなみに私など販売店さんを訪問できず、まだ先日の1オンス金貨を受け取っていません。

一方で野口コインさんは、祖母から孫へのプレゼント(包装サービスも提供中)だとか、代金引換注文が出来るというメリットがあります。ただし金額的には3社の中で、最も高額な商品価格となっています。

そして楽天さんには、目に見えない価格的なメリットがあります。それで今回のメイプルリーフ1/4オンス金貨が魅力的になって来る訳です。

楽天の魅力

楽天の質屋さんで購入するメリット(利点)は、何も販売価格だけではありません。何と楽天は、いつものようにクレジットカードで購入できるのです。

会社の財形貯蓄に預けている私のような者には、クレジットカード決済は便利です。おまけに、楽天のクレジットカードであれば、楽天での商品を購入すると特別ポイントが付与されます。

おまけに期間限定ですけど、キャッシュレス結成の対象となるので、キャッシュバックを受けることが出来ます。5/10の付く日は特別ポイントも付きます。

つまり購入価格の10%近いポイントが付く訳でして、田中貴金属さんと同程度の金額でメイプルリーフ1/4オンス金貨を購入することが可能になる訳です。

逆にいうとポイントの分だけ、楽天での金貨の販売価格はアップします。何しろポイントを負担するのは 楽天 = 各ショップ です。もちろん出店手数料の分も販売価格に上乗せされますけど、実は楽天での金貨購入も「けっこう便利でお安い!」ということなんです。

だから今回の価格で販売されていたメイプルリーフ金貨1/4オンスを思わず購入してしまったとしても、いったい誰が私を責めることが出来るでしょうか。(「いや、誰も責めることが出来ない」by 反語表現)

まとめ

以上が金投資用のメイプルリーフ金貨やウィーン金貨(地金金貨)であっても、楽天で購入するのが望ましいケースです。

たしかに新品じゃありませんけど、そもそも海外から仕入れた時点で “中古品” です。おまけに在庫品の購入となるので、手に入るまでの納期を気にする必要もありません。

資産家が金を資産として活用したいのならば田中貴金属さんの “純金積立” がお勧めとなりますけど、私のような小市民が小金を持って安心感を得たいなら、楽天から地金金貨を購入するのも一案だったりします。

ちなみに今回は、あくまで資産形成目的です。決して掘り出し物を見つけて、コレクター魂に火が付いてしまったという訳ではありません。ハイ。

それでは今回は、この辺で。ではまた。

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記事作成:四葉静

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