【レビュー?】英語学習者向け電子辞書ランキングを超越した電子辞書の存在

先日ポケットサイズでジーニアス英和大辞典を搭載した電子辞書をGoogle検索して、英語学習者向け電子辞書ランキングを紹介したサイトの多さに唖然とした。

私から見ると処理性能アップしたCASIO(カシオ)のXD-Z20000が、2018年の電子辞書ランキングNo.1である。No.2以下には興味がない。

しかし残念ながら事情あって、Amazon Cyber Mondayの時に購入することが出来なかった。それで未練たらしくAmazonを除いていたら、恐ろしい事実に気が付いてしまった。

なんと冒頭画像のSII SR-G10001(2009年発売)なのだけれども、未だにレビューが投稿され続けているのである。

SIIが電子辞書から撤退して、果たして何年が経過しただろうか。おまけにこれは販売終了時の最新機種ではない。

少々驚いたので、記事として纏めておくことにする。

ちなみに英語学習者にCASIO XD-Z20000をオススメする理由は、ジーニアス英和大辞典とランダムハウス英和辞典が搭載されている点である。SR-G10001のようにCOUBUILDまで搭載されているかは知らないけれども、翻訳業とか通訳業にでも携わらない限りは必要なさそうに感じている。


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さてそれでは、さっそくSII SR-G10001のレビューを最新順に拝見してみよう。

(1) 復活してほしい製品 (2018年10月31日)

この方は、SR-G10001ともう1台をお持ちとのこと。会社で英語に触れる機会が多く、自宅で英文を読んだりしているとのこと。MacBookにVMwareをインストールしてWindows環境を実現しているとのことで、何やら私と同じ技術者であるような気がする。

(2) PCには繋げませんでした (2018年7月28日)

「まだ使いこなしていないのですが、軽くて持ち運びも便利、電池の持ちも良さそうなので、気に入っています。」とのことである。

つまり今になって購入なさったということらしい。それも、CASIOのEX-Wordからの移行だとのこと。Windowsとの連動のさせ方もご存じないし、お気の毒ながらCASIOでもXD-Z20000という機種が2018年4月に販売開始されたことをご存知なかったらしい。残念なことだ。

(3) お世話になっております (2018年7月1日)

この方も今になって購入なさったとのこと。「シンプルな使いやすい製品だと思います」は、その通りかと思う。まあSR-G10001は中古品を購入して、たとえバッテリーがダメになったとしても、単四電池で使うことが出来る。同じSR-G10001ユーザーとして、長く使われることを願う次第である。

(4) 人生最高の辞書 (2018年2月3日)

この方は私と同じく、販売当初から使い続けている方である。SIIに連絡したら修理して貰えたとのことで、再び使えることに感動して投稿なさったらしい。

串刺し検索で例文がたくさん出て来るし、英和で調べた後に英英辞書で定義を確認するのもラクラクだと評価している。内蔵バッテリーの持ちは他社製品よりも非常に良い点もプラス評価に値することのこと。

たしかにSIIのサポートは充実していて、私も5年くらいに前に本機が壊れて修理依頼に出したことがある。故障原因が「落としたり、幼児の長女を攻撃を受けた」という点が、5ちゃんねる的な表現をすると、「お前はオレか!」というところだろうか。

そう、私も落としたり子供に踏まれたり、かじられたことが原因で、故障してしまったのだ。

しかし “人生最高” と言ってはなりませんな。空前絶後という諺があるけれども、我々はまだ生きているのだから。(もしかしたら… もしかしたら一層素晴らしい電子辞書が登場するかもしれない)

おおよそ、以上である。

「SIIさん、大変でしょうけれども引き続き既存ユーザの支援、どうぞ宜しくお願い致します。_(_._)_ 」と、とりあえず最後にコメントさせて頂く次第である。