CASIOの電子辞書がラジオ体操でも活躍して驚いた体験談

“番狂わせ” という言葉があります。

予想外の出来事で順番が狂ったり、勝負事で予想外の結果が出た時に使います。

我が家で最近予想外の出来事といえば、CASIOの電子辞書がラジオ体操で活躍している話があります。

そして何となく、CASIOの電子辞書部門がコンテンツに精魂を注いでいることが分かって来ました。

そこで今回は、このCASIOの電子辞書を紹介させて頂きたいと思います。

ちなみにラジオ体操をやりたいと奥さんがつぶやいところで、Mikanお嬢様がサッとCASIOの電子辞書を差し出したのが、今回の発端となります。

[chat face=”mikan2.jpg” name=”Mikanお嬢様” align=”left” border=”red” bg=”none” style=”maru”]エライでしょ。褒めてー[/chat]

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XD-U2800WE

まず該当機種の正式名称ですが、”カシオ電子辞書 エクスワード小学生モデル XD-U2800WE” と言います。 英語界では有名なEXwordシリーズの一つです。

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たとえ最上位機種だけであっても、ランダムハウス英和大辞典を搭載したモデルを提供しているのは、2020年5月4日時点ではExwordのみです。

やれ遅いとか、キーの反応が鈍いとか、あまりユーザーの評価は高くありません。しかし視認性に優れたカラー液晶を搭載しており、豊富なコンテンツを特長としています。

ちなみに私はEXwordでなくてSIIのSR-G10001という電子辞書を使っていますけど、残念ながらカレー液晶でなければ、タッチパネルでさえありません。さぞ小学生や中学生には使いにくいことでしょう。

そうです。SIIを電子辞書から撤退させたのは、このCASIOの視認性と豊富なコンテンツなのです。それをこれから、同じカシオ電子辞書の比較を通して紹介させて頂きましょう。

他機種との比較

まずXD-U2800WEは販売終了モデルなのですが、後継機種は2モデルに別れています。

[chat face=”mikan2.jpg” name=”Mikanお嬢様” align=”left” border=”red” bg=”none” style=”maru”]えっ?[/chat]

そうなんです。小学校低学年用のXD-SK2000と、小学校・中学校モデルのXD-SX3800に別れたのです。たしかに学生は学年が違うと、知識レベルが大きく変わります。

それに合わせて多数のモデルを提供しているのが、カシオです。高校生モデルなんか、3つも存在します。

ちなみにさらに芸が細かくて、Amazon専用モデルのXD-SK2805WEも、XD-U2800WEの後継機種になります。ただしこれは小学生全般向けという設定はXD-U2800WEと変りませんけど、コンテンツがAmazonユーザーの子供向けに設定されています。

そのせいか、不要と思われる機能が削られています。今回役立ってくれているラジオ体操にしても、製品紹介ページを見た限りでは紹介されていません。

これはラジオ体操が搭載されていないと考えるのが良いでしょう。たしかにMikanお嬢様はスマホを持っていますので、私が設定をすればラジオ体操のYoutube動画を閲覧できます。

それどころか任天堂のスイッチでもYoutube動画を閲覧できるそうなので、そちらでもラジオ体操を見ることができます。

[chat face=”mikan2.jpg” name=”Mikanお嬢様” align=”left” border=”red” bg=”none” style=”maru”]そう、私のスイッチでもラジオ体操を見れるよー[/chat]

一方で小学校低学年用のXD-SK2000には、ラジオ体操第一と第二が両方とも搭載されています。小学校低学年でスマホやスイッチは使いませんので、正しいチョイスかと思います。

ちなみにコンテンツ数は100とのことです。ただしMikanお嬢様もそうでしたけれども、小学校高学年になるとXD-U2800WEやXD-SK2000には掲載されていない見出し語を検索したくなります。

[chat face=”mikan2.jpg” name=”Mikanお嬢様” align=”left” border=”red” bg=”none” style=”maru”]そうそう、だから私はお父さんの辞書を貸して貰うこともあるの。[/chat]

それでカシオとしては、小学校・中学校モデルとして200コンテンツを搭載したXD-SX3800を販売しています。

ただし残念なことに、XD-SX3800に搭載されているのはラジオ体操第一のみです。ラジオ体操第二は搭載されていません。

これはカシオに正式に問い合わせた訳ではありませんけど、どうやらメモリ容量とかコンテンツ使用料と関係しているようです。

つまり何でも好きなものを詰め込む訳にはいかず、お客さんのお財布事情と必要性を踏まえて、必要なコンテンツに絞り込む必要がある訳です。

だからカシオは様々なパターンのモデルを用意し、できるだけ “ジャストフィット” なものを選択出来るようにする訳です。

そうするとカシオとしては製造ラインなどの確保が面倒になりますけど、それよりもパターンを増やした方が、電子辞書部門の総売上がアップするという訳でしょう。

なかなか商売上手です。SIIは玄人好みの電子辞書を開発することに絞り込んでいたけれども、数年前に撤退したことも頷けます。

私にしても、もしもMikanお嬢様のように子供の頃からEXwordシリーズを使い続けていたら、SIIの電子辞書は購入しなかったかもしれません。

私も小学生の頃は自治会のラジオ体操に、皆と参加していました。実際に我が家には大変に役立っている訳でして、商売で生き残るって、こういうことだよなあと感心させられます。

[chat face=”mikan2.jpg” name=”Mikanお嬢様” align=”left” border=”red” bg=”none” style=”maru”]へえー[/chat]

まとめ

と、次第でして、豊富なモデルと厳選されたコンテンツがカシオ電子辞書の特長となっているという訳です。

その昔に子供のお友達がやって来た時も、XD-U2800WEを持っていると言ってました。

少なくともこの二人は、買い替える時もカシオ電子辞書ということになりそうです。おそらく小・中学生モデルのXD-SX3800か、高校生エントリモデルのXD-SX4200あたりになりそうです。

実際に新しい電子辞書を購入したら、また改めて報告させて頂きたいと思います。

[chat face=”mikan2.jpg” name=”Mikanお嬢様” align=”left” border=”red” bg=”none” style=”maru”]えっ、買って貰えるの?[/chat]

それでは今回は、この辺で。ではまた。

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記事作成:四葉静