ダヴィンチコードの筆記具の謎

さてダンブラウン著作ダヴィンチコードの映画版をご覧の方はご存知かと思うが,ロバート・ラングドン(トムハンクス)教授はジョッターを使ったり文房具マニアから見ても興味深い.

そこで観てみたら,ファーバーカステルのシャープペンシル(英語だとメカニカル・ペンシル)を使っていた.Google検索したら,エボニーで間違いないとのこと.どうやら伯爵コレクションらしい.

彼のようにバリバリと推理や研究する気になったら効率アップするかな… と空想していたら,いつの間にか購入ボタンを押していた.いつものように購入元はキングダムノートさんだけれども,こういう時に限って在庫があったりするのが不思議だ.

なおダビンチコード(Davinci Code)は原書を読んだけれども,さすがにベストセラーになるだけあって読みやすかった.おまけに主人公のロバート・ラングドン教授を始めとする登場人物はスラングなど使わないので,英語学習には良いかもしれない.

ただし英語学習という点では,私は小説ばかり読むことはオススメしない.TOEICスコア800レベルだった頃に30冊近くを電子辞書頼りに読んだことがあるけれども,総合的な英語力はアップしたかもしれないが,基礎力… つまりTOEIC点数は全くアップしなかった.そういえばヒヤリングマラソンも全く役に立たなかった.(全く英語に接しない者ならばともかく,ある程度接している者に取っては意味がない)

多読やヒヤリングマラソンも良いけれども,コツコツと基礎力を高めた上での多読・ヒヤリングマラソンだと思う.とはいえ,洋書であっても推理小説を読むのは楽しいものです.私の一番のお気に入りは,Jeffery Deaverだけれども.

ただし、私がこの歳にして、未だになりたいと思っているのがロバート・ラングドン教授である。

別に世界的に有名な研究者になれなくても良い。ただし身につけた知識と知性と、生まれついての観察力と推理力で難しい問題を片づけていく。そういう存在になることには、未だに憧れを抱いている。と、いうか、まだ諦めずに頑張ってみたいと思っている。