JRA(中央競馬)のストレージを米国Pure Storageがリプレース

鬼滅の刃:前逸

ZDNet誌から、Pure StorageがJRAのストレージをVeeamと一緒にリプレースしたとの記事掲載がありました。

さて一体どういうことだろうかと目を凝らしてみたところ、”Lotus NotesとVDI” という表現がありました。Lotus NotesはMicrosoft Excelに実質的に駆逐されたソフトウェアであり、もともとはIBMが開発しました。

現在はIBMからインドのSIベンダに売却されてしまったLouts Notesなので、リプレースは納得できる話だったりします。(未だに利用しているのも、なかなか大したものですけど)

それにしてもどうやってPure Storageが食い込んだのか気になったので検索してみたところ、JRA(中央競馬)は年間売上げ約2.8兆円とのことです。だからNTTデータが主要SIベンダとして、ITベンダの殆どが関与していた訳です。

ここまで大口の顧客であれば、Pure Storageがストレージで受注に成功することも頷けます。ただし唯一気になることがあって、これがどうしてZDNet誌の記事に掲載されたのかという点です。

普通はPure Storageの営業が頑張っても、記事にするのは難しいでしょう。もしかするとJRAの売上拡大に寄与できる何かを、Pure Storageが提案したのかもしれません。推測というよりは、憶測になりますけど。

(外資系の強みを生かして競走馬を海外から取り寄せるとか、新たな馬券購入システムとか、一般的なIT以外のアプローチで)

主な採用製品のメーカー(五十音順:敬称略)

(株)NTTデータ、(株)NTTドコモ、キヤノンITソリューションズ(株)、シスコシステムズ、(株)ディアイスクエア、(株)東芝、日本アイ・ビー・エム(株)、日本オラクル(株)、日本電気(株)、日本ヒューレット・パッカード(株)、日本ユニシス(株)、(株)日立製作所、富士通(株)、パナソニックシステムネットワーク(株)、ヴイエムウェア(株)、三菱電機(株)、(株)ラック

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記事作成:よつばせい