【WordPressテーマJIN】内部リンクがブログカードにならない時にやった対処法
さてWordPressのJINユーザになったので、せっかくなので別記事(内部リンク)をカッコ良く紹介できるブログカードを使ってみたいと思った。
しかしこれが思ったよりも、初心者には情報不足で大変だった。せっかくお世話になっているJINだし、何かのお役に立つかもしれないので顛末を紹介しておくことにする。
- 最初はリンクボタンを探すのに苦労
- 引っかかってしまった “パーマリンク” 設定
- 幸運は続かなかった二回目のカード作成
- wwwを付けるとダメなケース
(1)最初はリンクボタンを探すのに苦労
まずJINというかWordPressをインストールして実際に使い始めてから数日、何となくプログラムの全体構造が何となく見えてきた。そこで次のステップとして、投稿記事の内容を見やすくしようと、ブログカードに挑戦することにした。
が、どういう訳か、私のClassic Editorには「ビジュアルモード」にしても、リンクボタンが存在しない。これを解決するには時間が必要だった。何となくMS Officeと同じようにツールバーが全表示されていないことが原因だと思うのだけれども、それをどうやって全表示させたら良いのかが分からない。
最後は、「もしや」と思って理解不能がアイコンを選んでみたら、それがツールバーの表示を司るものだと分かって一件落着した。
(2)引っかかってしまったパーマリンク設定
さてこれで “せらたま” の ”すこみみ” さんのように簡単にブログカードを作成できるかと思ったら、全く愛想のない単純リンクが出来上がっただけだった。JIN公式ページを参照したけれども、彼女の親切な説明以上の手順は必要ないように見える。
これは数時間悩んだ挙句、Google先生にお伺いを立ててみたら解決した。私は先の画像のように、記事のファイル名を明示的に指定する “パーマリンク” を使っている。これでは宜しくなく、「サイトURL/?p=記事ID」というリンクで記事URLを指定する必要があるとのこと。
… よく読み返してみたら、JIN公式ページの最後の部分に、そのように書いてあった。なんだか最近参考にさせて頂いた一連のサイトの多くを見ていると、皆さんブロガーだけあってITやhtmlに疎い方が多いらしい。パーマリンクにするのが一般常識だと思っていた私には、”目から鱗” の瞬間だった。
(こういっては申し訳ないが、ターミナルを”訳の分からない黒画面”と表現するような人たちがサイト管理するのは、個人の自由だけれども適切なアドバイザを持つことをオススメしたい。さくらインターネットの広報担当者のコメントが深く納得出来た瞬間だった)
ちなみに “記事ID” は、ダッシュボードの「投稿一覧」を見れば確認することが出来る。
(3)幸運は続かなかった二回目のカード作成
「さてこれでカード作成をマスターできた」と、思った自分は甘かった。二回目に作成したカードは、カードでなくて単純リンクだった。
これはどうやらJIN作者のひつじさん(ちなみに私はMikanお嬢様のヒツジ執事)が面白い表示ロジックを組まれていて、本来はURLの説明を書く部分に、URLを入れることによってブログカードとして認識&表示する動作仕様になっているらしい。
つまり、下記の画像のように記述しないと、ブログカードになって貰えないという訳である。
私はテキストモードで編集するのが好きだけれども、これもhtmlやphpをテキストエディタで書いている訳ではない。実際に表示するには、さまざまな処理を経ている訳で、それがテーマ作成者さんたちの腕の見せ所である。
「JINってスゴいなあ」と改めて尊敬してしまった次第である。
(4)wwwを付けるとダメなケース
ただしこうやってブログカードの作成ロジックが分かって来ても、理解不十分だとハマってしまうケースがある。
https://www.toeic-engineer.com/?p=67
最初はtargetを使えば別タグで開けるかと思ったけれども、そういうロジックにはなっていない。というか、JIN公式ページによると<a helf></a>も必要ないとのことである。
そこで注意しなければならないのは、URLの指定である。私はつい先ほど、別サイトでうっかり”www”を付けてしまったせいで、ブログカード化に失敗してしまった。サイトとしてはhttps://www.xxxxをメインにしている訳だが、内部的にはそうなっていなかった。なかなか厄介である。
ただしここまでロジックが分かって来ると、ようやくテキストモードでもブログカードを作成することが出来るようになる。
やはり、気軽にブログカードを作成できるのは大変に嬉しい。
さて最初はどうして自分だけ上手くいかないかと途方に暮れてしまったけれども、こうやって原因と対処方法が分かると、JINの偉大さが改めて分かって来て感動した。これは英語化したら、世界でどれだけ使われるようになるのだろうかなと、今は将来に大きく期待してしまっている自分も存在していたりする。
ともかく、作者には改めて感謝と拍手を送りたい心境である。