単数と複数
子供用の”魔法科高校の劣等生”2巻が到着した。「戦うのではなくて、叩き潰すんです!」が、”I’m not going to have a battle with them — I’m going to crash them.”と翻訳されていたり、なかなか興味深い。
これで楽しく勉強してくれると理想的なのだが、さてどうなることやら。
ところで子供のことはさておき、本日は散々な一日だった。鈍った英語力では、仕事の効率も落ちる。 “NVMe over Fibre Channel is one, using the Fibre Channel networking storage pros know well.” を解釈するのに、3分間も必要としてしまった。using以降がチンプンかんぷんで、どうしようもなくなってしまったのだ。結論からいうと、storage prosという人がいて、その人はthe Fibre Channel networkingに詳しいのだそうだ。
これは種明かしをすると簡単で、knowが動詞だと考えると主語は複数形である必要があり、そうなるとpros以外に主語の候補はない。一方でusingは目的語を必要とするので、the Fibre Channel networkingが名詞句となり、knowの目的語がthatかwhichとなる関係代名詞で、storage prosがknowの主語になるという訳である。
ネイティブの指導を受けると、最初は単数形と複数形に異様に拘るように感じられることがある。しかし拘らないと、こういった英文をスラスラと理解することが出来なくなる。ネイティブが単数形と複数形に拘るのは、それなりに理由が存在するのである。