謎のジブラルタル金貨を狙っているけれども入手困難な件
具体的なことは一切知らないのに、なぜか名前だけ知っている地名というものがあります。
その典型例がジブラルタルでしょうか。もしくはジブラルタル海峡という名前は知っていても、場所が分からなかったりする。
何を隠そう、私もその一人です。
そしてジブラルタル金貨に興味があるのですけど、未だに入手が果たせていません。(冒頭画像は、カナダのメイプルリーフ金貨です)
そこで今回は、物語舞台としてのジブラルタルや、ジブラルタル金貨について語ることで、ストレスを発散したいと思います。
(ああ我ながら、後ろ向き)
ジブラルタルとは
残念ながらジブラルタルは旅行したことがありません。私の父親でさえ、おそらく旅行したことはありません。
ジブラルタルとは英領であり、スペインと接しているのだそうです。地中海と接した交通の要所です。つまり軍事的にも重要拠点です。
1701年にスペイン継承戦争が始まると、オーストリア、イギリス、オランダが同盟を組んで、ジブラルタルの占拠に成功します。それ以降、基本的には英領として存在します。
2020年4月11日時点でも、イギリス海軍のジブラルタル戦隊(Gibraltar Squadron)が駐留しています。
ちなみにお嬢様からお借りした “魔法科高校の劣等生” というラノベ(ライトノベル)にも登場したのですが、米国(USNA)軍事基地があると書かれていました。その時には何の違和感もなく読み進めてしまいました。(第31巻の50ページ目)
(なんでもUSNAに三人しか存在しない戦略級魔法師3名のうち、1名が駐在しているとのことです)
たしかに米国海軍の第6艦隊は地中海艦隊とも呼ばれていますが、イタリアのガエータを拠点としています。かつてイギリス海軍に存在した地中海艦隊がジブラルタルを拠点としていたので、勘違いしたのでしょうか。
なお機動戦士ガンガムSEEDというアニメでは、かのバルトフェルト隊長が利用したことのある場所です。デスティ二ーガンダムやレジェンドガンダムが渡されたのもこの基地で、歳食ったアニメファンにも有名な場所です。
地中海に面しており、アニメに描かれているように亜熱帯の気候だと言えます。寒いのが嫌いな我が家の奥様には、住み心地が良さそうな場所です。
スペインから見ると法人税が低いとかあって、金融的な面でも重要性の高い土地だそうです。どこか香港と似たような気もしますけど、ITエンジニアの見当違いかもしれません。
ジブラルタル金貨とは
さて肝心のジブラルタル金貨です。
なんかアチコチで見かけるので、どうも金貨の製造に熱心のようです。日本の皇族訪問記念に発行された金貨もあります。
またピーターラビット金貨とか、オードリーヘプバーン金貨というのが発行されていたりします。私が狙っているのは、ピーターラビットの1/5オンス金貨です。
“ELIZABETH II GIBRLTAR 1995” と “THE TALE Of PETER RABBIT CROWN” という刻印のあるものです。神奈川県藤沢市のリサイクルショップに1つあるそうです。
しかし私の庭とも呼べる藤沢市にあるのですが、現在は外出自粛なので店舗へ赴くことが出来ません。日頃の運動不足の解消にもなるというのに、悲しい限りです。
ちなみに楽天でも数枚が販売されていますけど、今一つピンと来る金貨がありません。
いや、1枚だけ興味を引くものがあるのですが、税込み308,000円!(2020年4月11日時点)です。そして申し訳ないけれども、扱っているお店が今一つ頼りないです。
「保証書があります」って書いてあるんですけど、金貨に保証書って聞いたことがありません。普通はNGCみたいに、専用ケースに密封して扱います。
だってそうしないと、極端な喩えをすると、おもちゃの金貨と交換しても分からないです。だから金貨の買取サービスをやっているお店には、1/100g単位の質量測定の出来る秤が設置されています。
そういう訳で、今はじっと大人しく我慢しているしかない状況です。この手の物欲で “辛抱” というのは苦手なので、なかなかしんどいです。
まとめ
という次第で、ジブラルタルの場所や歴史が何となく分かりました。なんと地中海に面していたのですね。
それからジブラルタル金貨に関しては… 益々欲しくなって来てしまいました。(藤沢市の1/5オンスもの)
それに現在私の住んでいる場所からだと、自転車でちょっとした小旅行として赴くことも出来ます。実に魅力的です。
ただし金貨の場合は、価格が価格です。おまけに今回は、時期が時期です。
残念ながらジブラルタル・ドッグ金貨の犬のように、ひたすら「待て」という状況が続きそうです。ヤレヤレ。
(まあプラス思考で見れば、この時期に購入する人も無さそうです。売り切れは心配せずに済みそうですね)
それでは今回は、この辺で。ではまた。
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記事作成:四葉静