【玄人向け】個人的におすすめの超小型の電子辞書SII SR-G7001M
さて急に海外出張や米国子会社との打ち合わせの可能性が高まり、久しぶりにSII SR-G7001Mを引っ張り出して来た。
それと先日のSII SR-G10001が現在も人気機種であるのを見て、さてこちらのSR-G7001MはどうなのだろうかとAmazonを少し覗いてみた。
こちらもSIIが電子辞書販売を終了して数年経過したのに、相変わらずユーザーは多いようだ。
ランダムハウスやコウビルドが入っていないのだけれども、やはりYシャツの胸ポケットに余裕で入るコンパクトさと携帯性は、SR-G7001Mの強みである。
興味深いレビューが幾つかあったので、紹介させて頂くことにする。
(1) コンパクト! (2017年2月11日)
本シリーズのユーザで、紛失による再購入とのこと。コンパクトで起動が早いことを評価していた。
たしかにSIIにしてもCASIOにしても、ランダムハウスやジーニアスを惜しげもなく搭載すると、どうしても起動速度が遅くなったりする。
それで2018年4月に大幅性能アップしたCASIO XD-Z20000が脚光を浴びている訳だが、そもそもジーニアス英和大辞典だけに絞れば動作速度は旧機種で全く問題はない。
(2) 海外生活で役立ちました! (2016年1月3日)
海外生活、特に病院で役立ったそうだ。
役立ったことは何よりだけれども、何で病院に入ったのか気になるコメントである。
ちなみに私、裁判所には行った経験はあるけれども、病院に入院した経験はない。TVドラマのERみたいな感じなのだろうか?
(3) 小さな巨人! (2015年10月2日)
いつも愛用しているとのこと。
やはりこの方も、ランダムハウスが搭載されていない点に言及している。
たしかにこのサイズと重量(150g)でランダムハウス英和辞典も搭載されていたら、大変に便利だと思う。
購入する人は多くないのは目に見えているので、そういった商品が誕生する可能性がないのが残念だ。
(4) 便利! (2015年1月11日)
いつも携行なさっているとのこと。こちらの方は、コビルド英英に拘っている。SR-G10001にはコビルド(COBUILD)ボタンがあって重宝するので、気持ちは分かる。
(5) 続かない製品だと分かる (2014年12月11日)
英和辞典を引くと、「ジーニアス大英和」と「リーダーズ英和」の見出し語が並ぶのが鬱陶しいとのこと。
私は逆に両方とも見ることが多いので重宝しているが、たしかに人によっては1つだけで満足することもあるかもしれない。
(6) 3つ目です。(2014年7月28日)
こちらの方は、私と同じくYシャツの胸ポケットに入ることを評価なさっている。
しかし1つ目はロンドンの空港に置き忘れて、2つ目は台風でカバンごと水浸しになって壊れたとのこと。なかなかハードな人生を送っていらっしゃるようだ。
(7) とても小さいのに語彙が豊富 (2014年7月22日)
こちらの方は持ち歩きに便利で、机の上でも場所を取らないことを評価なさっている。
今の私は自宅だけれども、自分の机上の散らかり具合を見るに、たしかにSR-G10001よりもSR-G7001Mの方が嬉しいと言いたい気持ちは理解できる。
大体、こんなところだろうか。
ちなみに私は、電車の中でペーパーバック(原書)を読む時に使用した。スマホにも英和辞典機能は装備されていたけれども、履歴機能は地道に重宝した。
最近は座ることの出来る時間に通勤出来るので、暇があったらノートPCで仕事することが多い。それで引き出しの中で眠っていた訳である。
実はSR-G6001Mも所有している。こちらは本日2018年12月22日時点で、5千円台で販売されている中古品も存在する。
このSR-G6001Mも十分に現役として実用に耐えうるので、何ともありがたい時代になったものだと感じている。
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